馬は、古くから人々の生活において”なくてはならない存在”でした。農地の耕作、物資輸送、そして軍事など幅広い分野で活躍し、自動車が発明されるまでは文字通り人間の足でもありました。

今でこそ、（騎馬警官などを除き）日常で馬と共に仕事をすることは殆どなくなりましたが
乗馬やホースレースなどの形で多くの人に愛され親しまれています。

リア・スタンの創り出す馬も、幅広い年代の方から愛されています。
たてがみが外側になびくバージョンと、内側になびくバージョンがあります。
どちらも躍動感があり、洗練されたデザインですね。

たてがみが風になびくバージョンはCheval galopin（わんぱくな若馬）、たてがみが内側になびくバージョンはCheval cavale（雌馬） という別々の名前がつけられています。

瞳は三角と丸の小さなパーツを組み合わせて作られているため、配置やバランスによって一頭ずつ表情が異なって見えます。
また、頭絡（とうらく）とその細かい金具まで丁寧に作り込まれており、細部にこだわるリアの仕事ぶりが伺えます。

馬具といえば、フランスの高級ブランドHermès（エルメス）が馬具工房としてスタートしたことはよく知られています。1837年の創業から現在に至るまで、頭絡や手綱、あぶみなどを製造し続けています。
エルメスの公式ホームページには、このような言葉が載っていますよ。

「私たちの第一のお客さまは、馬です」

（1978年から2006年までエルメスのトップを勤めたジャン=ルイ・デュマの発言）

人間のパートナーとして愛される馬。
その美しく優美な姿で、ぜひ皆様の襟元を飾ってみて下さいね。

アン・ブーケ・ドゥ・フルールでは、馬のブローチをお取り扱いしております。

リア・スタンや作品についてもっと詳しく知りたい方は、小冊子もどうぞご覧下さい。

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