リア・スタンの作品の中で一番多くのモデルが存在するのが、猫のシリーズです。
デザイン・配色において、リアはその本領を遺憾無く発揮しており、リア・スタンのファンだけでなく、猫好きの方々をも魅了しています。

猫の中でも一番の人気モデルBacchus（バッカス）は、実はリアの娘キャロルがデザインしたもの。
キャロル自身は建築家という職業についていますが、「リア・スタン」ブランドのデザイナーとして時折参加してきました。猫のゴミナ、犬のリック、亀等も、彼女のデザインです。

リアの３人の子供達の中でもキャロルは、幼い頃両親のアトリエで多くの時間を過ごし、パーツを自由に組み合わせてオリジナルアクセサリーを作って遊んでいたそうです。
いつだったかリアに、大事そうに箱にしまってあった「幼いキャロルの力作」を見せてもらったことがあります。


「バッカス」は「キツネ」と双璧をなすとても人気があるモデルで、アン・ブーケ・ドゥ・フルールはたびたびリア・スタンとコラボレーションをしてオリジナルアイテムも制作しています。
代表的なものが、このフーシャピンクの瞳と耳をしたバッカスです。

バッカスの顔を取り入れた、オリジナルバレッタも制作しました。

2017年春、キャロルは百貨店のフランス展に出店するアン・ブーケ・ドゥ・フルールのために、「リア・スタン」ブランドを代表して来日してくれました。

催事が終わって、奈良や浅草を案内しながらゆっくりと話をしたことがあります。
両親の会社のこと、建築家という職業を選んだ理由、パートナーと息子さんのこと・・・
リアのファミリーとは、単にビジネスの関係だけではない、深いご縁を感じています。

アン・ブーケ・ドゥ・フルールでは、多様なカラーバリエーションのバッカス猫をお取り扱いしております。

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