約3センチという小ぶりで可愛らしいサイズのティーポットは、初期の頃から制作されているヴィンテージ・ヴァージョンの作品です。
丸いフォルムに、スラリと伸びた注ぎ口が美しいデザインです。

様々な色のバリエーションがありますが、落ち着いた色味のものが多いです。



このような可愛いティーポットの作品を作るリアですが、フランス人は日常的にはコーヒーの方を好みます。
紅茶が、日々の生活になくてはならないものであり、1日に5杯以上は飲むとも言われるイギリス人とは違いますね!
(ミルクティーを作るのに、紅茶が先かミルクが先かで論争する、という話もよく聞きますよね。)

フランスは、イギリスよりも茶葉が伝来したのは早かったのですが、紅茶よりもコーヒーが愛飲される国となっています。
その理由は色々あるようですが、18世紀にイギリスが茶葉の市場を独占したため良質な茶葉が入手しにくくなり、価格が高額になってしまったことが大きいようです。そのため人々の生活に紅茶は浸透せず、コーヒーを中心としたカフェ文化が発展していきました。

しかしカフェは男性が集まり政治や哲学などを議論する社交場であったため、女性にとっては出入りしにくい場所でした。そこで女性の社交場として生まれたのが、お菓子と高価な紅茶を嗜みながらおしゃべりをする「サロン・ド・テ」です。
こうしてフランスでは紅茶は嗜好品という位置付けになり、香り付けをして贅を凝らしたフレーバーティーが広まることになります。
今でもフランスで飲まれる紅茶の7割はフレーバーティーだそうです。ブラックティーが中心のイギリスとは大きな違いですね。

アン・ブーケ・ドゥ・フルールでは、ティーポットのブローチをお取り扱いしております。
リア・スタンや作品についてもっと詳しく知りたい方は、小冊子もどうぞご覧下さい。
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