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アメリカ合衆国ニューヨークの摩天楼の代名詞といえば、1931年竣工のエンパイア・ステートビルですね。
”skyscraper”の単語そのままに、その当時世界一の高さを誇るビルでした(381m)。
(現在世界で最も高いビルは、ドバイにあるブルジュ・ハリファ(828m)です)
今でこそ、ニューヨーク内でもワン・ワールド・トレードセンター(541m)やセントラル・パーク・タワー(472m)などの高層ビルが次々と建設され、高さの面ではエンパイア・ステートビルは順位を落としています。
しかし、ニューヨークの象徴としての存在感は絶大であり、アメリカの産業力と矜持を示すアイコンとして今なお君臨しています。
このビルの一番の魅力は、何と言ってもアールデコの傑作ともいうべき美しいデザインと造形でしょう。内装はニューヨーク市内で数少ない歴史的建造物にも指定されています。
1930年代生まれのリア・スタンと夫のフェルナンにとって、アールデコのデザインは身近なものでした。その影響は作品にも表れており、直線と幾何学図形を取り入れた「シャトウ猫」や「幾何学模様シリーズ」など、アールデコデザインを意識したブローチを数多く制作しています。
この「エンパイア・ステートビル」のブローチも、そのようなアールデコの要素を強く受け継いでいます。
サイズの異なる長方形を4つ組み合わせてビルに見立てるという、非常に抽象化されたデザインとなっています。
配色のセンスも素晴らしく、同系色でグラデーションを作り上げたもの、アクセントカラーを入れて引き締めたものなど、計算された美しさがあります。
こうした初期の作品は、リア・スタンのファンの中でも根強い人気があります。近年は動物や人物などの写実的な作品が多いですが、極限までデザインを削ぎ落とした抽象作品の魅力もぜひ感じて頂ければ嬉しいです。
リア・スタンや作品についてもっと詳しく知りたい方は、小冊子もどうぞご覧下さい。
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