夏の眩しい空と、真っ青な海。そんな海の風景を思い起こさせる、水兵のブローチです。
水兵というと屈強なイメージがありますが、リア・スタンが手がけるとつぶらな瞳が可愛らしい、親しみあるデザインになります。

このYannick（ヤニック）と名付けられたブローチは、フランス海軍の制服に身を包んでいます。ポンポン付きの帽子にセーラージャケットを纏い、下にはボーダーシャツを着ています。
フランス海軍の制服は、どこかおしゃれですね。

制服や帽子のカラーバリエーションが豊富で、色の組み合わせによって雰囲気も少しずつ異なります。

このポンポン付きの帽子は、フランス海軍の制服を象徴するもので「バチ（Bâchi ）」という名前がついています。19世紀の半ばに登場したようです。
なぜこのポンポンが付いているのか？という点に関して、フランス海軍のホームページでは次のように回答しています。
・デザイン・ファッションとして（ポンポンは当時のワンピースニット帽のデザインのポイントだった）
・船員が海に落ちた時に赤いポンポンが目印となるように
・天井が低く狭い軍艦内で、船員が頭をぶつけた時のクッション代わりとして


あらためてデザインの背景を知ると、ポンポンひとつにも深い意味があるのですね。

アン・ブーケ・ドゥ・フルールでは、水兵ヤニックのブローチをお取り扱いしております。

リア・スタンや作品についてもっと詳しく知りたい方は、小冊子もどうぞご覧下さい。

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