コルレットとは、16世紀頃ヨーロッパ貴族の間で流行した飾り襟のことです。当初は、襟元の皮脂や汚れを防ぐために取り外して洗濯のできる実用的なものがメインでした。しかし時代が下るにつれ、装飾的な意味合いが強くなり、大きさやひだの数が増していきました。
エリザベス1世の肖像画や、スペイン・オランダ貴族の肖像画でも目にしますね。

この優雅に広がる襟を意匠化しブローチに仕上げたのが、コルレットシリーズです。
セルロースアセテートのレイヤーを何層にも重ねて、深みのある色合いとデザインを作り出しています。

横から見た時の層の美しさは圧巻です。

コルレットシリーズは、全円タイプだけでなく、半円のタイプやアールデコを取り入れたタイプもあります。

華やかで存在感のあるコルレットは、パールネックレスなどと組み合わせてもおしゃれです。

リアの配色センスと夫フェルナンの高い技術が組み合わさった、まさに「リア・スタン」ブランドの傑作のひとつです。

アン・ブーケ・ドゥ・フルールでは、コルレットのブローチをお取り扱いしております。

リア・スタンや作品についてもっと詳しく知りたい方は、小冊子もどうぞご覧下さい。

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